わくわく3KEN (健・賢・研) 広場⑯ (「あ~すまいり~ず』の読み聞かせ) |
11月9日(水)のわくわく3KEN広場はあ~すまいりーずのみなさんに読み聞かせをしていただきました。およそ4か月ぶりの読み聞かせとなりました。 続いて、落語の紙芝居。今回のお題は「めがねやとどろぼう」でした。ある晩、新米と親方2人組のちょっと間抜けなどろぼうが「めがねや」にしのびこもうとして、表の節穴から中をのぞいてみます。このことを知っためがねやの丁稚は、節穴の前に遠眼鏡や将門眼鏡をおいて2人にいたずらをします。それとは知らずに中をのぞき込んだどろぼうたちやりとりがおもしろく展開していきます。 次は、「大きな木」というシェル・シルヴァスタイのロングセラー絵本。いつもそこにある木。成長するにつれ変わっていく少年。木は少年に惜しみない愛を与え続ける……。自分は少年に似ているかなと思ったり、木に似ているかなと思ったり……いろろな感じ方ができる絵本です。 最後に読んでいただいたのは、「おいたてられた2匹のカエル」という絵本でした。2匹のカエルがきれいな水場を求めて移動する度に、人間は「開発」の名のもとに水場を埋め立てていきます。ハッピーエンドでよかったのですが、人間がいかに他の種族・生物を犠牲にしているかといった環境問題について考えさせられるお話でした。 以下、読み聞かせが終わった後の感想発表の中からいくつか紹介します。 「おつきさま」について ・公園で小鳥がけんかをしたけど、月の光を見て仲直りをしているところがいいなと思った。 「めがねやとどろぼう」について ・めがねやが拡大鏡を使ってねこを大きく見せて、寅みたいに見せているところがおもしろかった。 「大きな木」について ・大きな木は少年が小さいころから大きくなるまでずっと面倒を見ていたし、1回木は切られたんだけど、それでも最後に幸せだと思っていてすごいなと思った。 「おいたてられた2匹のカエル」について ・2匹のカエルは、やっと水たまりを見つけたと思っても、次々と人間のせいで移動せざるを得なくなっていったけど、最後に人間の手が及ばない池にたどり着くことができてよかった。 |